ビジネス棟の入口はバリアフリーですか?

さきほど報道ステーションの下記特集を見て先週関わったあるオフィス棟のセキュリティ系の
設置工事の時に感じたことを書きます。最近のオフィス棟はセキュリティが厳しく外部の人間が中に入ることができません。外部の人間が入る時には「受付端末」で入居している会社さんの外線につなぎ、中の会社の人が恐らくはリモートでドアを開ける仕様になっています。
セキュリティ上はいいでしょう。問題なのは受付端末の高さに対する思想なんです。結論から言うと車いすの方が入場することを全く想定していないことです。
何故なんでしょう?
答えは簡単。障害者と健常者が一緒に働くイメージが設計者と発注者にまったく無いということです。
先般、(と言っても10年も前!?)障害者の雇用の促進等に関する法律​
が施工されましたが、これはあくまで雇用に関してであって今後建築基準法などにも車いす利用者が利用されるという前提でありとあらゆる設備でユニバーサルなデザインの促進を願ってやみません。せめて東京オリンピックまでに。>熊本地震から7カ月。日本で初めての福祉仮設住宅と呼ばれる「完全バリアフリー化」された仮設住宅への入居が始まった。福祉仮設には、玄関やトイレ、浴室の段差がなく、車いすが動きやすいようにシンクの下に空間が設けられている。ただ、今回、完成した福祉仮設は6戸だけ。今後、いつどこで起きてもおかしくない震災への備えのあり方を考える。(テレビ朝日HPより引用)

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